Xfer Records 「Serum」購入しました。
最近話題のXfer Recordsから昨年に登場した「Serum」というソフトシンセを購入しました。完成度の高さに感動したので、記事書きます。
XferRecords.com | Home of the Xfer Records VST Suite
Serumはウェーブテーブル型シンセサイザーで、同じくウェーブテーブル型のNative Instruments製Massiveなんかと比較されることが多いです。
Serumの素晴らしいところを以下で紹介します。
1.GUI
とにかくGUIが素晴らしいです。シンセサイザーのレビューで音より先にGUIを語るのは何だこいつと思うかもしれませんが、とにかく画面の作りが分かりやすいです。
読み込んだWavetableの波形やフィルターの動きがプレビュー表示され、常にどんな動きをしているのか分かります。
また、エンベロープやLFOをマウスでドラッグして適当なつまみにアサインするだけでモジュレートでき、搭載しているエフェクトにも同様にかけられる等、直感性抜群です。
2.ウェーブテーブルをいじれる
波形のwavデータをドラッグ&ドロップして、Serum上で編集できます。また、マウスで波形選択して直接書き込みもできるマニアック嗜好です。
Tutorial 12/12 for Serum: Wavetable Editor - YouTube
このため、ウェーブテーブルを自作したり、他のシンセのウェーブテーブルをパクることができます。Massiveの波形を取り込んだ動画なんかも結構アップロードされてます。私もやってみたので、後で手順書きたいと思います。
3.音もいい
なんだかんだで音もいいんです。Massiveのウェーブテーブルを取り込んで両者を聞き比べてみたところ、Serumのほうがよりシャープな音に聞こえます。
また、付属しているエフェクトの質も良く、かなり幅広い音作りができると思います。
こんな感じで購入数日で一瞬でSerum信者になったわけです。
正直DTM初心者はKompleteとかいらんので、まずこれ買っていろいろモジュレーションの勉強すべきです。分かりやすいので。
現在リリースされているのはVer1.0ですが、それでいて相当なクオリティですので、これからの進化が期待できるシンセだと思います。
欲を言うとオシレータ用のフィルターもう一個欲しいのと、ウェーブテーブルのフォルダ階層増やして欲しいです(小声)。