SerumにMassiveのウェーブテーブルを取り込む
前回記事の続きで、Serumについて書いていきます。
今回はMassiveのウェーブテーブルをSerumに取り込む方法を書きます。
結構有名な話題ですが、日本語の記事がなかったので紹介したいと思います。
Serumは様々な波形を吸収していく恐ろしいシンセです。これはMassiveも例外ではないのです。
こんな動画がありました。
Simple Serum #33 - Perfect Massive Wavetables ...
完コピもいいとこですね。
とにかくMassiveのウェーブテーブルを取り込むことで、SerumのGUIでMassive的な音作りができるという訳です。
取り込みは以下の手順で簡単にできます。
1.Massiveのウェーブテーブルを入手する。
Massiveもっていない方は以下のページに有志がアップロードしてくれていますのでダウンロードしてください。
ページ中程にMegauploadのリンクがありますので、こちらからダウンロードしてください。一緒にAnimoogやKorg MS-2000等のウェーブテーブルもダウンロードできます。
2.Serum Presetsフォルダを開く
SerumをインストールするとSerum Presetsというフォルダが作成されますので開いてください。
・Windowsはドキュメント>Xfer>Serum Presets
・Macはライブラリ>Audio>Presets>Xfer Records>Serum Presets
3.Serum Presetsフォルダ内のTablesへデータをコピーする
Serum Presets>Tablesの中にはSerum標準のウェーブテーブルが格納されています。
ここに自分の好きなウェーブテーブルを保存することで、Serumで使えるようになります。
基本的にはUserフォルダにwavファイルをぶち込むようなのですが、実はここはTablesから第2階層のフォルダしか読み込まない仕様のようなので、以下のような形で直下にフォルダをそのまま作成したほうがいいです。
※以下図ではSerum初期のテーブルを採番して上にくるようにしています。
つまり
Serum Presets>Tables>Massive Basic>wav...←これはOK
Serum Presets>Tables>User>wav...←これもOK
Serum Presets>Tables>User>Massive>wav...←これはNG
ってことです。
4.Serumを起動する
するとこんな感じでウェーブテーブルを選択できるようになります。
これでMassiveのようにSerumを使うことができます。
お試しください!