すべての大学生は最低限「麻雀」を覚えてから卒業しろ

最近は麻雀できる学生が少なくなっていると聞きます。マイナビの学生窓口調べでは、麻雀のルールを知らない大学生が7割以上いるとのことでした。

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毎年職場で後輩が入るたびに、「君、麻雀できる？」「できませーん」というやりとりは、もう懲り懲りなので、これから麻雀を大学の教養必修科目として取り入れて欲しいと思っています。(※まどマギの講義を開講する大学があるくらいだから可能な気もする)

麻雀は社会人になる前に覚えるのがベストです。社会人になると、ある程度お金にも余裕が出てくるので、学生の頃のようなストイックさが無くなってしまい、かなり甘くなってしまうことが理由にあります。また、社会人になると職場運が悪いと4人集めるのも困難になるケースがあるので、学生のうちに覚えておくに越したことはありません。麻雀を通じて友達もできるでしょう。

まずは、大学生の方々に「麻雀覚えなきゃ」と思ってもらえるよう、これから社会に出る上で役立つメリットを書いていきたいと思います。

自己分析ができる

就職活動で自己分析が重要などと良く言われますが、本当の自分はどんな人間なのか、普通に考えていても気がつくことはあまりありません。麻雀はそんな自分の内面を上手いこと表に出してくれます。

基本的に多くの麻雀プレイヤーは効率（牌効率）に基づいて動きますが、ひとまず敵のリーチが入れば、防御的な行動をとったり、回避しつつ攻撃する行動をとるケースもあります。このような自分の行動原理を理解することで、自身の理解に繋がります。

負けず嫌い、完璧主義、安定志向、チャレンジャー、頑固、弱気、効率主義 ...etc

あなたの隠れた内面にも麻雀を通して気づくことができるでしょう。

論理的思考が身につく

麻雀をしていると「言い訳」をする人が多くいます。たらればを語ることは非常にダサイことですが、このプロセスは結構重要だと思っています。なぜなら、自分がどのような意図があってその行動をとったのか見直すことができるからです。

理由をとにかく確認していくことで、麻雀が強くなる以上にロジカルな思考が身につき、社会に出て仕事をする上で物事の判断を素早く行うことができるようになるでしょう。

野心が身につく

私は麻雀を人生をコンパクトにして何回も繰り返しているようなゲームだと思います。最後に勝つためにどうするべきか、常に考えることで、野心が身につきます。

社会人にとって野心は重要で、出世する意思がない人間が出世するほど甘くありません。同期や後輩の部下になりたくなければ、何事にも野心を持って望む必要があり、それを学ぶ上で麻雀は非常に効果的なツールです。

ちなみに、サイバーエージェントの社長の藤田晋氏は2014年に麻雀最高位になってますし、ホリエモンも麻雀好きで有名です。

心理戦に強くなる

コールドリーディングという言葉をご存じでしょうか。相手の身振り素振りで何を言いたいのか、何を考えているのかを把握する能力のことです。ここまで嘘くさい能力が身につくと言うつもりはありませんが、それに近い能力は身につくと思います。

麻雀は常に心理戦です。一方で実際の世の中でも、詐欺に近いような取引・契約をふっかけてくる会社も多く存在します。麻雀を通して、だましだまされの環境に居続けることで、心理戦に慣れることができるでしょう。

計算・逆算能力の向上

麻雀は常に点数との戦いです。常に計算と逆算でトップまであと何点必要か考えます。これは、現実世界でも同様で、会社はすべて数字を根拠として動きます。営業職はもちろん、技術職でも工数や生産状況を逆算する必要があったり、常に何かの根拠を示す上で数字はかなり重要な指標になります。

麻雀を通して、常に現在の状況と未来をパターン化し、逆算して動く習慣をつけましょう。

おっさんと共通の話題ができる

最後ですが、麻雀は年代を超えてアツく戦えるゲームです。麻雀を覚えることで、きっと社内の年配の方々とも仲良くなれることでしょう。最近は飲み会に「残業代でるんですか」と言う人がいるようですが、趣味があえば自然に勤務時間外のつきあいも楽しくなると思います。

以上から、大学生は早いとこ麻雀を覚えて下さい。

ちなみに 麻雀覚え立ての方々には「打姫オバカミーコ」という漫画がおすすめです。

打姫オバカミーコ全15巻 完結セット (近代麻雀コミックス)

麻雀作品は超人系のアニメや漫画が多いですが、この漫画は真面目に麻雀の基礎と立ち回りを書いた作品です。この漫画読んどけば、とりあえずボコボコにされて身ぐるみ剥がされることは無くなるでしょう。