Ableton LiveでDTM始める初心者が見るべき使い方情報10選
Ableton Live最高ですよね!(信仰心)
Ableton Live信者の私が独断と偏見でDTM初心者はまずこれ見るべきリストを作成しました。掲載順は適当です。
対象はとりあえずAbleton Live買ったけど使い方をこれから勉強する方や使い方がよく分からず塩漬けになってる方を対象にしています。
ガシガシ使ってるかたには時間の無駄になるかと思いますので、スルーしてください。
1.SleepfleaksのAbleton Liveレッスン動画(Youtube)
【身につく知識】Ableton Liveの基本操作方法
このAbleton Live Tutorialsの再生リストをとりあえず1周すれば、機能的な使い方のイメージは理解できます。私はSleepfleaksの回しものではありませんが、無料でここまで説明してくれるのは素晴らしいですよね。
Ableton Live レッスン① セッションビュー & アレンジビュー _ 使い方(Sleepfreaks DTMスクール ...
また、Ableton Live講座以外にも本チャンネルではMassive等のその他プラグインの使い方なども解説してくれているので、勉強になります。
2.DTMやろうぜ!シリーズ(ニコニコ動画)
【身につく知識】オーディオファイルを活用した楽曲制作
スギヤマオサムさん(http://twitter.com/OsamuSugiyama)が作成しているAbleton Liveを利用したDTMのTips動画です。基本を押さえつつリミックスやカットアップ作成のためのアイデアを与えてくれます。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1755749
その1が"理論と予定調和からの脱却"となってますが、このあたりは斎藤久師さん著の「プログラマーが教えるDTMテクニック」という書籍でも"偶発フレーズの生成方法"としてMIDIで似たようなことをやっている解説なんかがあります。
テクノ系の音楽ではこの辺の適当さ具合がうまくグルーブとなり、かっこいい楽曲ができあがっているものが多いので、参考になればと思います。
3.Ableton Liveでエレクトロニック・ミュージックを作るプロのアイデアとテクニック(書籍)
【身につく知識】音作りや展開作りでの工夫
Ableton Liveでエレクトロニック・ミュージックを作る プロのアイデアとテクニック(CD付)
- 作者: 横川理彦,竹内一弘
- 出版社/メーカー: シンコーミュージック
- 発売日: 2014/11/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この本は内容的には初心者向けに書いてあるとは思いますが、とりあえず何となくでも曲が作れるようになってから読むことをオススメします。
これは決して内容が難しいなどという訳では無く、意味を分かった上でエッセンスとして取り入れて欲しい内容がたくさんあるからです。
中身としては音作りフェーズと曲作りフェーズに分かれて様々なTipsが紹介されている内容となっています。
ある程度シンセなんかも動かせて楽曲の構成が作れるようになると、作り方がマンネリ化してきたり、中身の無い同じような曲を何個も生産してしまったりする段階があります。
そんな時に読んで意識すると、よりこだわりのある楽曲が作れるのではと思います。
4.トラックメイキングの基本スキル(書籍)
【身につく知識】楽曲制作の基本知識とジャンル別の適応
"Ableton Liveによるトラックメイキングの基本スキル"というタイトルに変えてもいいのではと思うくらいに中身が非常にAbleton Live寄りの内容で、記載されているトラックメーカーも全員Ableton Liveユーザーです。
内容は、前半に基礎知識、後半にジャンルごとの制作方法が書かれています。
たまにしれっと有料のプラグインを使った解説が入ってきて、持っていないと悔しい気持ちになりますが、ビギナーAbleton Liveユーザーはとりあえず買って損の無い書籍だと思います。
7.【おしえて!おかどさ〜ん】初心者DTM講座シリーズ(Youtube)
【身につく知識】楽曲制作の流れ、展開作り
本編ではLogicを使用しているので、Ableton Live講座では無いのですが、DTMをやる上でこんな感じでやるといい感じになるよという部分を分かりやすく解説してくれます。
曲の構成とかどうしたらいいか分からないという方は勉強になると思います。
【おしえて!おかどさ〜ん】初心者DTM講座 その0 - YouTube
8.鼻そうめんP / Ableton Live 9 Suiteの付属の音源のみで曲を作ってみたよ(ニコニコ動画)
【身につく知識】付属音源の偉大さ
これは技術向上ではなく、自己啓発のために見た方が良いです。
付属音源だけでここまでできるのかということを理解して、プラグイン収集家にならないよう心に刻むための動画です。
ちなみにこの動画を作成している「鼻そうめんP」さんは「Hiroyuki ODA」という名義で海外レーベル等とも契約しているトランス界では有名な方です。
また、イラストレーターとしてもすごい方で「かんざきひろ」名義では『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』等の原作イラスト等も勤めるマルチにすごい方です。
ニコニコ動画内にも様々な楽曲を挙げてくれている一方で、発売されているCDも非常にカッコイイので聞いてみてください。
- アーティスト: Hiroyuki ODA
- 出版社/メーカー: Otographic Music
- 発売日: 2010/09/08
- メディア: CD
- 購入: 3人 クリック: 38回
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9.アナログシンセサイザーの基本の基本(ニコニコ動画)
【身につく知識】アナログシンセサイザーの知識
http://www.nicovideo.jp/watch/nm2939891
Synth1を使ったアナログシンセサイザーの基本の基本を解説してくれます。Synth1を使っても良いですが、AnalogやOperetorで同じように音作りを試してみると面白いと思います。(※OperatorはFMシンセですがフィルターもついていて似たようなことができます。)
FMシンセサイザーの基本の基本とかもやって欲しいですね。
10.音楽理論のマーグル(HP)
※2015.10.31時点にて休止のお知らせがあり、現在コンテンツが閲覧できなくなっております。
【身につく知識】音楽理論
音楽理論について分かりやすくまとまったサイトです。
ここについては、Ableton Liveに限った話では無く、理論を知っておいて損はないということです。Ableton Liveは他のDAWと比べても直感性が非常に高く、思いつきでパッとフレーズを追加したりして制作を進めるツールだと思います。
とはいえ理論を覚えておくと、エフェクトの設定や音作り等でも、各プラグインの性能をより生かすことができる場面がたくさんあります。
理論を勉強したからといってオリジナリティがなくなることはまずありません。
以上、いかがでしたでしょうか。
動画系については無料でかなり勉強できるので、最近はすごいんだなと思いました。
一通りみれば、Abletonユーザーとして良い感じのスタートがきれると思います。
その先はDAW関係なく、曲作りの基本だったり、マスタリング等の処理の話だったり音楽全般の知識をつけるフェーズになると思いますので、それはそれで勉強してください。ではまた。